夜空のすみっこで、
はじめてご紹介する作家さんになります。
ハヤカワノジコさんで
「夜空のすみっこで、」
何度も何度も
繰り返し読んだの。
背景すらも
定規とか使って
キチキチと掻き込まない
鉛筆掻きのような細いタッチに
妙に白い原稿が
最大限に生かされてる
コマ割りとか
描写とか
すっごく独自な世界観をお持ちな
作家さんなのだけど
それがドンピシャで
読んだら絶対
ハマること
請け合い。
1冊丸々
表題作1本です。
これも地味に嬉しかった~
カラー画も
デザインとイい
色彩とイい綺麗で
ステキで
これ1冊がもう
まさに満天の星空のよう。
画から受ける
イメージの通り
全体的にオサレですが
決して雰囲気マンガではないところが
肝とイいますか
ギャグもデフォ顔も随所に
散りばめられてて
また
子供を間に挟んで
話が展開してイくのが
面白くて。
あの時、僕は星の形をした鍵で、消せない暗闇を閉じ込めたんだ――
小学校の教師である星野には
高校時代、憧れていた人がいた。
同じ天文同好会にいた、ひとつ上の須藤先輩。
その先輩と再会したのは、高校卒業から11年が経った後だった。
生徒の保護者として星野の前に現れた須藤は、
星野に告げる
「お前とはもう二度と会いたくなかったんだ」と……
焼けつくような胸のいたみも、
全身の血が湧き立つようなふるえも、
やけどのような掌のあつさも、
じんわりとにじむ汗も
伝う舌を追うしびれも、
あのときほどの・・・
「逃げてくんねえかな」
逃げる?
逃がす?
俺は
この手で なにを掴まえたつもりなんだ
父と息子とその担任の
ひたむきな恋模様に
キュン死に必至!
どちらか片方に傾倒することなく
ふたりの視点で
丁寧に描かれるのが
すごくよくって
学生時代
置き忘れてきた
幼い恋を
ふたりが掻き集めて
成就するサマを
残さず拾って
ご堪能ください。
「夜空のすみっこで、」は
1巻完結済です。
ポチっとな。
ドラマCDは
前野智昭 x 野島裕史
になります。
が!
まえぬは一昔の
帝王状態で
いくらなんでも出すぎだと思うの。
しかも攻オンリーで。
BLCDに関しては正直
食傷気味...
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